コンビニのコーヒーを飲んだ後にトイレに行った時、なぜかコーヒーの匂いが漂ってきた経験はないでしょうか。
トイレをしたらコーヒーの匂いがするから、もしかしたら変な香料でも入っていたのではないかと思うかもしれません。
ですが、実は香料が入っているとは言い切れない理由があるのです。
今回は、コンビニのコーヒーには香料が含まれているのか、香料が含まれているとトイレをするときの匂いも変になってしまうのかどうかについて解説していきます。
コーヒーの香りは水に溶けやすい性質を持っている
コンビニのコーヒーには香料が含まれていてトイレした時の匂いがおかしくなるという疑惑ですが、これは香料と言うよりもコーヒーに含まれている香りの成分の影響が強いです。
コンビニコーヒーに限らず、コーヒーの香りは水に溶けて体に吸収されやすく、排出されやすい成分がたくさん含まれています。
トイレをした時にコーヒーの匂いを感じるのは、このコーヒーの香り成分特有の影響の可能性が高く、香料が原因の可能性は低いです。
ふと気づいたタイミングがたまたまコンビニコーヒーを買って飲んだ時だったという可能性が高く。香料が一切入っていない普通のコーヒーを飲んだ場合でもトイレをした時にコーヒーの匂いがすることがあります。
トイレをするまでに飲食したものによって匂いが強く出るか変わってくるので、コーヒーの匂いがない時もあれば匂いが強いときもあります。
ほかの飲み物をたくさん飲んでたときは濃度が薄まって匂いが全然しないこともあるでしょう。
コーヒーは香りがそもそも強いため香料が含まれていないことも多く、含まれていたとしてもコーヒーそのものの香りを引き出すために添えているだけのことも多いです。
コーヒーメーカーで作るコーヒーは香料が入っていない
コンビニにはコーヒーメーカーがあり、その場でコーヒーを淹れることができますが、コーヒーメーカーで淹れるコーヒーはコーヒー豆から直接作っているため香料を含む添加物が何も入っていません。
香料に限らず添加物が入っていると少し気になってしまうという人は、コーヒーメーカーで淹れたコーヒーを飲むといいでしょう。
保温性の高いステンレス製タンブラーを一つ持っておけば、アイスコーヒーは冷たいまま、ホットコーヒーは熱いまま自宅や職場まで持ち帰ることが可能なのでオススメです。

カップ・ペットボトルで売っているコーヒーは原材料名を見ればわかる
コンビニにはカップやペットボトルで売られているコーヒーもたくさんあります。
そういったコーヒーを買う場合は、カップのどこかに使用されている原材料が書かれているので、そちらを見れば香料が入っているかどうかが分かります。

原材料名にコーヒーしか書かれていない場合は、香料はもちろんのことほかの添加物も一切入っていない無添加コーヒーです。

コーヒーメーカーでその場で作って飲むコーヒーではなく、ペットボトルなどのすでに容器に入れられたコーヒーを買う場合は原材料名を見てから買うといいでしょう。