【IT用語】アクティブとは?意味や使い方を解説

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アクティブの読み方

アクティブとは、IT用語としてよく使われる言葉で、主に「活動中」や「現在実行中」などの意味を持ちます。

ここでは、アクティブの読み方について、日本語と英語の両方で説明します。

日本語での読み方

日本語では、「アクティブ」とカタカナで表記されます。

発音は「ア」を強く発音し、「クティブ」は比較的軽く発音します。

具体的には、「アクティブウィンドウ」や「アクティブユーザー」などのように、他の言葉と組み合わせて使われることが多いです。

英語での読み方

英語では、 active と表記されます。

発音は「アクティブ」とほぼ同じですが、英語のアクセントに従って、「ア」を強く発音し、「クティブ」は比較的軽く発音します。

英語圏のIT業界ではこの言葉は非常に一般的で、様々な文脈で使用されます。

例えば、 active windowactive user などのように、他の言葉と組み合わせて使われることが多いです。

アクティブの意味

アクティブの一般的な意味

アクティブとは、英語で active と書かれる言葉で、一般的には「活動的な」「積極的な」「能動的な」といった意味を持ちます。

日常会話やビジネスシーンで使われることが多く、人や物事に対して、主体的に行動し、積極的に取り組む様子を表現する際に用いられます。

IT用語としてのアクティブの意味

IT分野においては、アクティブは主に以下のような意味で使われます。

アクティブウィンドウ

コンピュータのデスクトップ画面上で、現在操作対象となっているウィンドウのことを指します。

アクティブウィンドウは、通常、他のウィンドウよりも前面に表示され、タイトルバーの色が変わることで識別できます。

アクティブデバイス

ネットワーク上で現在稼働中のデバイス(コンピュータ、スマートフォン、サーバーなど)を指します。

アクティブデバイスは、ネットワーク上で通信が可能であり、データの送受信が行われている状態です。

アクティブユーザー

オンラインサービスやアプリケーションにおいて、一定期間内にログインや操作を行ったユーザーのことを指します。

アクティブユーザー数は、サービスやアプリの利用状況を把握するための重要な指標となります。

アクティブスタンバイ

冗長化システムにおいて、主系(アクティブ)と予備系(スタンバイ)の両方が同時に稼働し、障害発生時にはスタンバイ系が即座に主系の役割を引き継ぐ方式を指します。

これにより、システムのダウンタイムを最小限に抑えることができます。

これらの例からもわかるように、IT用語としてのアクティブは、主に「現在稼働中」や「操作対象」といった意味で使われることが多いです。

アクティブとパッシブの違い

アクティブとパッシブは、IT用語としてよく対になって使われます。

それぞれの特徴や違いを理解することで、システムやモードの選択に役立ちます。

アクティブシステムとパッシブシステム

アクティブシステムとは、主に能動的に動作し、積極的にデータや情報を処理・送信するシステムのことを指します。

例えば、リアルタイムでデータを監視・分析し、必要に応じて自動的に対応するシステムがアクティブシステムに該当します。

一方、パッシブシステムは、受動的に動作し、主に外部からの要求や指示に応じてのみデータや情報を処理・送信するシステムのことを指します。

例えば、ユーザーからの要求があった場合にのみデータを提供するシステムがパッシブシステムに該当します。

アクティブシステムは、リアルタイム性や自動化が求められる場面で有効ですが、リソースの消費が大きいことがデメリットです。

一方、パッシブシステムは、リソースの消費が少ないことがメリットですが、リアルタイム性や自動化が求められる場面では不向きです。

アクティブモードとパッシブモード

アクティブモードとパッシブモードは、主に通信プロトコルやデバイスの動作モードを指す際に使われます。

アクティブモードでは、デバイスやプロトコルが能動的に動作し、積極的にデータや情報を処理・送信します。

例えば、FTP(File Transfer Protocol)では、アクティブモードではクライアントがサーバーに接続を要求し、データの送受信を行います。

一方、パッシブモードでは、デバイスやプロトコルが受動的に動作し、主に外部からの要求や指示に応じてのみデータや情報を処理・送信します。

FTPの場合、パッシブモードではサーバーがクライアントに接続を要求し、データの送受信を行います。

アクティブモードは、リアルタイム性や自動化が求められる場面で有効ですが、ファイアウォールやセキュリティ対策が厳しい環境では接続が難しいことがデメリットです。

一方、パッシブモードは、ファイアウォールやセキュリティ対策が厳しい環境でも接続が容易ですが、リアルタイム性や自動化が求められる場面では不向きです。

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