C言語は、プログラミング初心者にとっても学びやすい言語の一つです。
しかし、独学で学ぶ場合は、学ぶ順番を正しく選ぶためのノウハウを持っていないため、正しい情報を得ることが難しくなります。
本記事では、C言語を独学でマスターするための方法を紹介します。
C言語の基礎知識を身につけるための学習方法
C言語はプログラミング初心者にとっても学びやすい言語の一つですが、基礎知識をしっかり身につけることが重要です。
そこで、本記事ではC言語の基礎知識を身につけるための学習方法について解説します。
プログラミング初心者でも理解しやすい教材・書籍の選び方
まずはじめに、プログラミング初心者でも理解しやすい教材・書籍を選ぶことが大切です。以下はおすすめの教材・書籍です。
- 「スッキリわかるC言語入門 第2版」（インプレス）
- 「新・明解C言語 入門編 第2版」（SBクリエイティブ）
- 「最新版 12歳からはじめる ゼロからのC言語ゲームプログラミング教室」（ラトルズ）
いずれもAmazonで購入できます。
これらの教材・書籍は、初心者向けにわかりやすく解説されています。また、サンプルコードも豊富なため実際に手を動かして学ぶことができます。
オンライン講座や動画授業で学ぶ
次にオンライン講座や動画授業で効率的に学ぶ方法を紹介します。以下はおすすめのオンライン講座・動画授業です。
- Udemy「【完全版】ゼロから始めるCプログラミング入門」
- Progate「Cコース」
- TechAcademy「C++/C# コース ～Webアプリ開発から就職まで～」
これらのオンライン講座・動画授業は、目で見て何をやっているのかがわかりやすく、本だけでは勉強できない人にもオススメです。
また自分自身で進捗管理する事も出来ます。 時間帯等制限無く受講可能な点も魅力的です。
C言語プログラムを作成するための技術力向上法
C言語プログラムを作成するためには、基礎的な知識だけでなく実践的なスキルが必要です。ここでは、技術力向上のための方法として、演習問題集やコミュニティ参加について紹介します。
実践的な演習問題集でスキルアップ
C言語を学ぶ際には、理論だけでなく実践的な演習問題が欠かせません。
そこでおすすめしたいのが、「AtCoder」や「paiza」、「LeetCode」といったオンライン上で提供されるプログラミングコンテストサイトです。
これらのサイトでは、様々な難易度の問題が用意されており、自分自身のレベルに合わせて挑戦することが可能です。
また、「AOJ（Aizu Online Judge）」というサイトでは、大学教育でも利用されるような本格的なプログラム設計・開発能力を養うための課題も提供されています。
これらの演習問題を解くことで、実際に使われるアルゴリズムやデータ構造を身につけることが出来ます。
コードレビューやコミュニティ参加
C言語プログラマーは単独作業者ばかりではありません。
多くの場合チーム内部あるいは外部から依頼された仕事を行っています。
そのような場面でも高品質かつ効率良く開発作業を進めるためには他人とうまく連携しなければいけません。
そんな時役立つ手段が「コードレビュー」と「オープンソース活動」です。
「GitHub」「Bitbucket」といったWebサービス上では世界中から多数のエンジニア達が日々新しいOSS(Open Source Software) を公開しています。
オープンソース活動やコードレビュー等へ積極的に参加し、他のプログラマーと強力、智識を吸収することで、高品質かつ効率良く開発作業を進める経験値・技術力を上げることが可能です。
C言語を使った実践的な開発手法・応用例紹介
C言語は、プログラミング初心者から上級者まで幅広く使われるプログラミング言語です。ここでは、C言語を使った実践的な開発手法や応用例について紹介します。
簡単なゲーム制作
C言語を学ぶ最も良い方法の一つは、簡単なゲーム制作から始めることです。これにより、基本的な構文や関数の使用方法や応用テクニックを理解することができます。
例えば、「じゃんけんゲーム」や「数当てゲーム」などのシンプルなコンピューターゲームを作成することができます。
これらの小さなプロジェクトは、自分自身で問題を解決しながら学ぶために非常に役立ちます。
また、オンライン上に多くのサンプルコードが存在しており、それらを参考にしながら学習することも可能です。
デバイスドライバー、組み込みシステム等
C言語はデバイスドライバーや組み込みシステム開発等でも頻繁に使用されます。
特定のデバイスやマイクロコントローラー向けのカスタムOS（Operating System）開発時でも利用される場合があります。
このような分野では高度かつ複雑な技術力が求められるため、「Advanced Programming in the UNIX Environment」という書籍等専門書籍・教材も多数存在しています。
しかし基礎知識さえあれば取り組む事も出来ますし、現在ニーズが増加しているIoT(Internet of Things)市場でも活躍出来る可能性大です。
以上より、C言語は幅広い分野で活躍する重要かつ有用性高いプログラミング言語だという事がわかりました。
C言語エンジニアとして就職活動を行う際に抑えておくポイント
C言語エンジニアとして就職活動を行う際には、求人情報収集や面接対策など、様々なポイントがあります。以下では、それらのポイントについて詳しく解説します。
C言語エンジニア求人情報収集サイトまとめ
C言語エンジニアの求人情報を収集するためには、専門のウェブサイトを利用することがおすすめです。以下は代表的なウェブサイトの一部です。
これらのウェブサイトでは、C言語エンジニア向けの求人情報が多数掲載されています。
また、自分に合った条件(未経験採用など)で絞り込み検索も可能です。
C言語エンジニア面接対策：よくある質問＆回答例
C言語エンジニアとして就職活動を行う場合、面接でよく出題される質問があります。以下はその中でも代表的なものと回答例です。
- C言語以外に得意なプログラミング言語はありますか？
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A. はい、PythonやJavaも扱えます。ただし私自身最も得意なプログラミング言語はC言語だと思っています。
- 過去に開発したシステムで特に印象深いものは何ですか？
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大学時代にチーム開発で作成したオセロゲームシステムが印象深いです。当時初めてチーム開発を経験しましたが、メンバー同士協力しあって完成させることができました。
- プログラマーとして大切だと思う能力・スキルは何だと考えていますか？
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私自身、「コードリーディング能力」と「問題解決能力」だと考えています。「コードリーディング能力」は既存コードから必要な箇所を見つけ出すこと、「問題解決能力」は与えられた仕様書から適切な処理内容を考え出すことが重要だからです。
以上がC言語エンジニア向け面接対策でよくある汎用的な質問＆回答例です。
事前準備しておくことで落ち着いた状況下でも正確かつ適切な回答を返せるよう心掛けましょう。
