【Microsoft Edge】”接続がプライベートではありません”と表示される原因と対処法

ウェブサイトを開こうとしたら、「接続がプライベートではありません」と警告メッセージが表示されたことないでしょうか。

警告メッセージの例

今回はなぜこのメッセージが表示されることがあるのか、この警告を無視して接続しようとするとどうなるのか解説していきます。

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「接続がプライベートではありません」が発生する原因

難しい話は省略しますが、一般的には Web サイトの運営者が行うべきセキュリティ設定を間違えて不完全な状態になっているとこの警告メッセージが表示されます。

この警告メッセージを無視してサイトを表示することもできますが、基本的におすすめできません。

おすすめできない理由は以下の通りです。

  • Webサイトが乗っ取られて改ざんされている可能性がある
  • Webサイト運営者が意図的にウイルスを仕込んでいることがある

Webサイトが乗っ取られて改ざんされている可能性がある

基本的に、ウェブサイトの運営者はSSLというウェブサイトのセキュリティを高めるものを導入しています。

ですが、このSSLが正しく機能していないと「接続がプライベートではありません」と表示されることになります。

つまり、何らかの原因でSSLが機能しない状態になっており、その原因が「ウェブサイトの乗っ取り被害」である可能性があります。

乗っ取られたウェブサイトにアクセスしてしまうとフィッシングサイトに誘導されたり、ウイルス被害にあってしまう可能性があります。

Webサイト運営者が意図的にウイルスを仕込んでいることがある

非常に稀ですが、Webサイト運営者が悪意をもって意図的にウィルスを仕込んでいることがあります。

なので、先ほど紹介した乗っ取り被害の件も含めて「接続がプライベートではありません」と表示されてしまうサイトは、どれだけ気になったとしてもアクセスしないようにしましょう。

「接続がプライベートではありません」は時間が経つと治っていることがある

「接続がプライベートではありません」はサイト運営者側の設定ミスで起こることもあります。

なので、数日空けてからもう一度アクセスしてみると、「接続がプライベートでもありません」が表示されず、普通に表示されるようになることも多いです。

どうしても気になるという場合は、適当にブックマークしておいて、時間をおいてから再度アクセスしてみてください。

サイト運営者本人だった場合

「接続がプライベートではありません」と表示されているサイトの運営者本人でしたら、以下の作業を忘れている・間違えている可能性があります。

  • SSLの設定
  • 非SSLページなのにhttps://から始まるリンクで誘導している

「接続がプライベートではありません」の根本的な原因はSSLの扱いを間違えていることなので、すべての接続をhttps://にしたい場合は早朝に SSL の導入を行ってください。

一部のページのみ(ログインページなど)SSLを当てる場合は、リンクのプロトコル設定(http:// https://)を間違えないようにしましょう。

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