マグロに虫がいると聞いたことはないでしょうか。
マグロの身に虫がいるのがホントだとすると、安全なのかどうか気になる人もいると思います。そこで今回はマグロに虫がいるのは本当なのかどうかについて紹介していきます。
マグロに虫はいる
マグロには、時折虫が存在することがあります。
特に注目されるのは、アニサキスという寄生虫です。
アニサキス
アニサキスは、魚介類に寄生する寄生虫の一種です。
マグロにもアニサキスが寄生していることがあります。
アニサキスは、魚の消化管や筋肉に寄生し、成長することで問題を引き起こします。
処理せずに食べるとどうなる
アニサキスは、生のまま摂取すると人間の消化器官に寄生することがあります。
感染すると、腹痛、嘔吐、下痢などの症状が現れることがあります。
重症化すると、虫が消化管に穴を開けることもあります。
死滅していたら問題ない
アニサキスは適切な加熱処理によって死滅するため、しっかりと加熱、もしくは24時間以上冷凍保存されたマグロを食べる分には問題ありません。
マグロの選び方と保存方法
マグロを選ぶ際には、処理済みかどうかを確認することが重要です。
特に、パックに「解凍」と書いてあるマグロは既に処理済みであり、安心して食べることができます。
これらのマグロは、アニサキスなどの寄生虫が死滅しているため、生食やお造りに適しています。
一方、お造り用のマグロも処理済みですので、安心して食べることができます。
お造り用のマグロは、鮮度が良く、口の中でとろけるような食感が楽しめます。
加熱用のマグロは生で食べてはいけない
加熱用のマグロは処理が必要です。
加熱用のマグロには、まだ寄生虫が生きている可能性がありますので、注意が必要です。
マグロを保存する際には、鮮度を保つためにいくつかのポイントに気を付ける必要があります。
まず、マグロを購入したら、傷まないようにできるだけ早く冷蔵庫に保管しましょう。
冷蔵庫の温度は、0度から5度程度に設定し、鮮度を保つためには冷蔵庫の中でも一番冷たい場所に置くことがおすすめです。
また、マグロを保存する際には、密閉容器やラップでしっかりと包んで冷蔵庫に入れることが大切です。
これにより、マグロの鮮度を長く保つことができます。
マグロは美味しくて栄養価も高い食材ですが、食べる際には処理済みかどうかを確認し、適切な保存方法を守ることが重要です。
安心して美味しくマグロを楽しむために、これらのポイントに気を付けましょう。