iTunesカードの支払い方法はなぜ現金のみ？理由をカンタンに解説

2022年1月7日2023年10月27日

iTunesカードを買うとき、必ず支払い方法は「現金のみ」と指定されます。

指定されるのが当たり前と思っている人も多いかと思いますが、なぜ現金でしか買えないのか考えたことはあるでしょうか。

今回は、なぜ iTunes カードを購入する際の支払い方法は現金のみなのか、解説していきます。

iTunesカードを現金でしか購入できない理由

iTunesカードを現金でしか購入できない理由は大きく分けて二つあります。

一番の理由がクレジットカードの現金化の防止でしょう。

キャッシング枠がないクレジットカードは現金化できませんが、以下のテクニックを使えばキャッシング枠を使わずに現金化ができる抜け道が存在しています。

クレジットカード現金化の手口

iTunes カードをクレジットカードで買えてしまうとこのような現金化ができてしまうため、現金化を防ぐためにiTunes カードを現金以外で購入できないようになりました。

クレジットカードの現金化は、破産法第252条第1項第2号に定められている「不当な債務負担行為」に抵触する可能性のある行為です

iTunesカードに限らず、Amazonギフト券やGoogle Playカードなど、ほかのプリペイドカードも同様に現金でしか買えません。

店側がクレジットカードの現金化の防止のため、iTunes カード現金でしか購入できないようにしているだけでなく、単純に加盟店規約で禁止されていることも多いです。

例えばPayPayやLINE Pay・d払いなどの電子マネー/QRコード決済では、金券やプリペイドカードなどクレジットカードの現金化に繋がるような商品を販売してはならないと加盟店規約に明記されており、電子マネーを使ってiTunesカードを購入させることを禁止させています。

クレジットカードの現金化に限らず、不正利用者がiTunes カードなどのプリペイドカードを購入して現金化する被害を防ぐ役割も担っています。

このような理由があるため、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済など数多くの決済方法に対応している店舗でも、iTunes カードなどのプリペイドカードだけは現金しか受け付けていないのです。

少し前までは、ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店であればクレジットカードを使って iTunes カードを購入できましたが、現在は購入できなくなっており、コンビニと同じように現金でしか買えないようになりました。

家電量販店ならクレジットカードを使って iTunes カードを買えると思ってドヤ顔でクレジットカードを出すと、現金のみと言われてしまうので注意してください。

基本的にはiTunes カードは現金以外で購入することはできません。

ですが一部例外があり、その例外というのが以下の二つの購入方法です。

セブンイレブンは電子マネーであるnanacoを使って決済できますが、実はセブンイレブンで nanaco を使った場合に限り、iTunes カードを購入できます。

nanacoでiTunes カードを購入してもポイントは貯まりませんが、iTunes カードを購入するためにわざわざ現金を下ろす必要がないというのは大きなメリットでしょう。

ちなみに、nanacoはセブンカードプラスを使ってチャージできるだめ、nanaco のチャージでセブンカードプラスを使えばポイントを貯めることが可能です

WAONを持っているならミニストップで iTunes カードを買いましょう。

ミニストップではiTunes カードをWAON カードを使って購入できるほか、普通の買い物と同じようにポイントが貯まります。

WAONカードはさまざまな方法でチャージでき、WAONブランドのクレジットカードであればチャージも可能です。

キャッシュレス決済で iTunes カードを購入できる数少ない方法の一つなので、頻繁にコンビニで iTunes カードを買う人は、WAONカードを一枚持っていてもいいかもしれません。

セブンイレブンで nanaco を使う、ミニストップで WAON を使うといった一部の例外を除けば、iTunes カードの購入に使える支払手段は現金のみです。

ですので、iTunes カードを買いに行く場合は財布に現金を入れた状態でレジに並ぶようにしてください。

クレジットカードがあるから大丈夫と思って油断していると購入できない事態になってしまうので注意しましょう。