コンビニで昼食などを購入する時、温められる商品は温めてもらっていると思います。
ですが、いつものように温めをお願いしたらなぜか断られた、温めて食べる商品なのに「温めますか?」と聞かれなかったなんてことはないでしょうか。
今回は、なぜ商品が温めを断られることがあるのか、聞かれないことがあるのか解説していきます。
コンビニが温めてくれないケース
コンビニで商品を温めてくれないケースはいくつかあります。
- コンビニの電子レンジで温められない商品
- 温めると味品質が落ちる条件
- 温めることが好きな商品を買っている
- 店員が聞き忘れている(新人にありがち)
コンビニの電子レンジで温められない商品
そんなものはない!と思うかもしれませんが、あります。
コンビニの電子レンジは家庭用電子レンジと違ってワット数が非常に高く、どのコンビニもワット数は1500~1900W。
一般的な家庭用電子レンジの最大ワット数は700~800Wくらいであることを考えると、かなり高出力です。
温め時間が数秒変わるだけで温め具合が大きく変わるため、コンビニの電子レンジではあらかじめ温め秒数が設定されています。
温め秒数が事前に設定されているため、コンビニであまり温めない商品は、温め秒数が設定されていないことが多く、その場合はちゃんと温められないということで断られます。
特にありがちなのが、商品自体が家庭用電子レンジで温めることを前提に作られているケースです。
この場合は、コンビニの電子レンジではワット数が高すぎて上手く温められないため断られます。
お弁当などはボタン一つで温められるようになっているのでお願いすれば温めてくれますが、サバの塩焼きなど家庭用電子レンジで温めることを前提で作られている商品は、温めを断られる可能性が高いので注意してください。
温めると味・品質が落ちる商品
温めてから時間が経つと味が落ちてしまう、まずくなってしまう商品は、温めをお願いしても断られることが多いです。
例えば、焼きビーフンはできたてアツアツだと美味しいのですが、電子レンジで温めると焼きビーフンの食感が悪くなり、美味しくなくなります。
ゆで卵など、レンジで温めてはいけないものは当然断られますが、レンジで温めたことによって味が落ちる可能性があるパンなども断られることがあるので覚えておきましょう。
温めることが少ない商品を買っている
お弁当など温めて食べる人が多い商品は、会計する時に「温めますか?」と聞かれますが、あまり温めて食べるものではない商品は、基本的に聞く必要はないため店員は聞かないことが多いです。
温めるつもりだったけど「温めますか」と聞かれなかったら「温めお願いします」と伝えるようにしましょう。
店員が聞き忘れている
単純に店員が「温めますか?」と聞き忘れている可能性があります。
慣れている人でも油断していると聞き忘れたことがありますが、まだ勤務し始めて間もない新人だとやってしまうことが多いです。
新人だと名札に「研修中」「トレーニング中」と書かれているので、新人だったらまだ仕事を覚えられていない、今頑張っている最中だと察して、「温めお願いします」と言ってあげるようにしましょう。
商品の温めは店側の善意のサービス。当たり前と思ってはいけない
当たり前のことですが商品の温めはサービスです。
「温めますか?」と聞かれず袋に商品を入れようとしていたら、「温めお願いします」と言ってお願いするようにしてください。
「温めますか?」と聞かれなかっただけでイライラしてしまう性格なら、コンビニを利用するのは辞めたほうがいいかもしれません。