コンビニ弁当の「必ず温めてください」とは?温める理由を解説

コンビニのお弁当の中には「必ず温めてください」「温めてからお召し上がりください」などと書かれたお弁当があります。

すでに完成しているお弁当だから別に温めずに冷たいまま食べても大丈夫なのではないかと思うかもしれません。

逆に、温めずに食べるとどんな悪影響があるのか気になるという人もいるでしょう。

今回はお弁当に「必ず温めてください」と書かれている理由や、温めずに食べても大丈夫なのかどうかについて解説していきます。

目次

「必ず温めてください」と書かれている理由

理由はカンタン。美味しく食べられないからです。

「要冷蔵」「必ず温めてください」などが書かれたお弁当はチルド弁当といい、電子レンジで温めてから食べることを前提に作られているお弁当です。

温め前提で作られているため、タレがゼラチン状になっていたり、おかずが硬かったりすることが多く、温めないとほとんどのチルド弁当は美味しくないでしょう。

衛生面の問題はない

必ず温めないといけないのは、電子レンジで加熱殺菌をしないといけないというわけではありません。

コンビニは衛生管理・品質管理に関しては厳しく、しっかり加熱調理されたおかずをお弁当に使用しています。

そのため、美味しいかどうかは抜きにすると別に食べても問題ありません。

温めが必要な弁当の特徴

必ず温めないといけないお弁当は、常温のままお弁当として並べるには消費期限があまりにも短すぎて店頭に並べられない食材を使っている・調理していることが多いです。

チルド弁当に使われている食材・弁当の例
  • 卵(天津飯・オムライスなど)
  • 温野菜(中華丼など)
  • 牛丼
  • 麻婆豆腐

もともと消費期限が短い食材や、天津飯のタレ・オムライスに使うケチャップなど液体状のものが含まれているお弁当は、必ず温めて食べないといけないチルド弁当として販売されています。

食べるまでは冷蔵しておくこと

「必ず温めてください」と記載されているお弁当のどこかに「要冷蔵」と書かれているはずです。

「要冷蔵」と書いてある

必ず温めないといけないチルド弁当は、食べるまでは冷蔵しておく必要があるので、買ってからすぐに食べない場合は冷蔵庫に入れておくようにしてください。

よっぽど暑い夏場に放置することでもない限り常温で数時間放置しても大丈夫ですが、中の液体などが少しずつ溶けて、美味しく食べられなくなる可能性があります。注意しましょう。

美味しく食べたいなら「必ず温めてください」の指示には従おう

美味しく食べたいなら「必ず温めてください」の指示には従いましょう。

温めて食べることを前提に調理されているので、冷たいまま食べて美味しくないと言われても「温めて食べることを前提に味の調整・調理をしているんだから当然」で終わりです。

「必ず温めてください」と書かれているお弁当は、バーコードや値段が書かれたラベルにレンジ加熱目安時間としてワット数と加熱時間が規定されているので、ワット数と加熱目安時間を守って温めるようにしてください。

両方守った上で温めれば美味しく食べられます。

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