サメすら食べるタコにも天敵はいる?

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タコの天敵とは?

タコは海に生息する生き物であり、自分自身も捕食者として他の生物を食べることがあります。

しかし、タコにも天敵が存在します。

ここでは、タコの天敵について紹介します。

ウツボ

ウツボは、タコの天敵の一つです。

ウツボは長くて細長い体を持ち、鋭い歯を持っています。

それに対してタコはウツボに対して効果的な攻撃手段を持っていないため、ウツボを見つけた場合は狙われないように身を潜めることが多いです。

サメ

タコの天敵として有名なのがサメです。

サメは鋭い歯を持ち、素早く泳ぐことができるため、タコを捕食することができます。

ですが、特に大型のタコの場合、小さなサメであれば逆に捕食することもあります。なので、一概には一方的にやられる天敵というわけではありません。

タイ

タコの天敵として、タイも挙げられます。

タイは群れで行動し、タコを襲って食べることがあります。

タイ一匹が相手ならタコの敵ではないのですが、タイの群れに囲まれると、タコは逃げ場を失ってしまい、食べられてしまうことがあります。

タイはタコの素早い動きに対しても追いかけることができるため、タコにとっては強力な天敵となります。

タコは自分自身も捕食者として他の生物を食べることがありますが、ウツボやサメ、タイなどの天敵に注意しながら生き抜いています。

一番の天敵はウツボ

タコの天敵の中でも、特に一番厄介なのがウツボです。

ウツボは長くて細い体型をしており、鋭い歯を持っています。

その歯でタコを噛み砕いて食べることができるのです。

タコは襲われると墨を吐いて逃げますが、噛みつかれてしまった場合はほとんど何もできずに食べられてしまいます。

握れたとしても足や胴体などが食いちぎられて、長生きすることはできないでしょう。

水族館にいるウツボはタコを食べないことが多い

水族館にいるウツボは、普段はタコを食べないことが多いです。

なぜなら、ウツボは飼育員から餌をもらえることを記憶できる頭があるからです。

ウツボに限らず、魚は人間が餌をくれるということを覚えられることが多いです(川にいる鯉なども覚える)

水族館では、ウツボの餌付けが行われています。

飼育下にあるウツボは、よほどお腹が空いていない限りはタコを食べることはありません。

そのため、ウツボは自分で餌を捕まえる必要がなくなります。

例えば、大阪にある海遊館ではウツボとタコが同じ水槽で飼育されています。

そのため、水族館にいるウツボは、タコを食べる必要がないと感じることが多いのです。

水族館でウツボとタコを見かけたら、飼育下にあるウツボがタコを食べないことが多いことを知っておくと、より楽しい観察ができるでしょう。

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