なぜイカの刺身は白いのか?赤色や透明じゃない理由を解説

目次

イカの刺身の色が白い理由

死んで時間が経つと白くなる

イカの刺身は、なぜ白いのでしょうか?実は、イカが死んでから時間が経つと、徐々に白くなっていくのです。

鮮度が高いイカは、半透明なんです。

新鮮なイカは、筋肉の組織が均一に並んでいるため、光が通り抜けて透明に見えます。

まるでゼリーのような透明感がありますね。

しかし、時間が経つと、イカの筋肉の並びが崩れてしまいますが、不均一になった筋肉は、光を散乱させる性質があります。

そのため、光が散乱されることで、イカの刺身は白く見えるのです。

鮮度が高いイカは半透明

特に鮮度が高い活イカは半透明になる

イカの刺身を見ると、新鮮なものは透明感がありますよね。

これは、鮮度が高いからです。

新鮮なイカは、筋肉の組織が均一に並んでいるため、光が通り抜けて透明に見えるのです。

この半透明な状態が、鮮度が高いことを示しています。

表面が茶色いイカも鮮度が高い

しかし、イカの鮮度が落ちると、刺身の色も変わってきます。

鮮度が落ちると、イカの表面が茶色くなることがあります。

これは、イカの体内の酵素が働き、色素が変化するためです。

しかし、茶色い表面でも、それは鮮度が高い証拠なのです。

イカは鮮度が落ちると、茶色になり、最後に白色になるのです。

茶色い表面は、鮮度が落ちていることを示していますが、真っ白なイカよりも鮮度が高い状態です。

スーパーなどで売られているイカは、水揚げから時間が経ったものがほとんどであるため、お店で見かけるイカはほとんどが透明感の少ない白い色をしています

目次